古来より「隠国(こもりく)の里」と呼ばれる初瀬。自然に包まれた初瀬のまちには、豊かな歴史文化資源が残っています。
西国三十三所観音霊場で、桜や牡丹、あじさい、紅葉など一年を通じて「花の御寺」と呼ばれる長谷寺。紫式部・紀貫之・松尾芭蕉など多くの文人が訪れ、今日も信仰の地として賑わっています。
また日本の昔話「わらしべ長者」のお話の中で、主人公の男が長谷寺のご本尊である十一面観音さまにお願いをし、お告げをされたと言われている、霊験あらたかな観音さまです。